突然、「いつも見ているから」「見守っているから」なんていうメールが届いたなら、また続いたなら、たとえ知っている人からであってもいい気はしない。
いや、怖い!
付き合っている相手に対して恋愛感情がつのると、「見てはいけない!」と思いながらもケータイを見たくなる、自分だけを見てほしい!と思ったりした事はないだろうか?
それは典型的なストーカー的な気持ちと言えるそうだ。
ただそれが、異常行動にまで発展するのがストーカーであるといわれている。
好きな相手につきまとい、時に危害を加えるといった、常人には理解しがたいストーカーの行動だが、その裏には「相手も自分を好きなはず」という病的な妄想が隠れていて、やがてその妄想が暴走し、愛情が憎しみに変わり凶行に及ぶケースもある。
実際、ニュースや事件にもなっている。
拒絶や恐怖の反応すらも愛情のせいとするその背景には人格障害が潜んでいることも多いといわれてもいる。
もし、ストーカーが元カレや同僚でも自分一人で抱え込まず、穏便に済まそうとせずに、警察に連絡する方が良い。
参考文献:大人の心理学常識(トキオ・カレッジ)