生きていくためには、食べることも眠ることも必要ですが、一番大事なのは息をすることでしょう。云うならば「生きる」ことは「息する」ことでしょう。
そして、「息をする」という事は呼気と吸気を繰り返しの「呼吸」を指します。
私たちは無意識に呼吸をしていますが、その呼吸は自分の意思で自律神経のバランスを調整できる貴重な方法でもあります。
気分が乗らず、イライラしたり不快感を覚えたりするとき、あるいはストレスを感じている時は、緊張感で浅い呼吸になり易く、交感神経が優位な状態が続いてしまいます。この時大事なのは「まず息を吐く」ということです。
意識的に深く息を吐くと副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスを取ることができるのです。
そうです!。息を吐くからの深呼吸です。上手な深呼吸の方法はまずは大きく息を吐く。そうすると自然に息を大きく吸うことができるのです。口から吐き、鼻から吸う方法に、吐くときにはお腹をへこませ、吸うときにはお腹を大きく膨らませるという「腹式呼吸」を併せて行うと、効果的な深呼吸ができます。
電車の中、オフィス、イベント時など、緊張しやすい場面では、ぜひ深呼吸を数回繰り返しましょう。
この時、必ずと言っていいほど雑念が湧いてきますが、その雑念にとらわれず、再び吐くこと・吸うことに意識を戻すことが大切になります。
ストレスは自律神経のバランスが崩し体調不良を引き起こす原因の一つとも言われてます。
静かな場所に身を置いてゆっくり深呼吸して一息入れることも大事かなと思います。