咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

もはやロシア軍の侵攻・砲撃を止められないのか!

f:id:hanako33tan:20220312205620p:plain今、私たちは主権国家ウクライナに、大国ロシアが軍事侵攻し多くの犠牲を強いる、信じ難い光景をメディアから目にしている。

この大国ロシアを20年にわたって率いてきた絶対的指導者プーチン大統領はさらに、兵力を投入し、明日にでもキエフに侵攻する構えだと紙面で知る。

そしてこの兵力は、ウクライナ東部で志願兵になることを希望する外国人で1万6千人以上だと(その大半が中東からだと)明らかにされた。

明日はいったい、どれだけの血が流れるのだろう。強い失望を覚える。

どんな優秀な指導者でも、卓越した指導者国家でも、必ず誤りを犯すことがあると歴史は教訓として教えている。

時代の変化に常に間違うこと無く対処できる人間はいない。

だが権威主義国家の指導者は無謬(理論や判断に間違いがない)で、次第に権力者として肥大化し、国家と一体化していく。

そして、この指導者が率いる権威主義国家の「完成度」が高いほど、その権力構造の変更は難しくなる。

恐ろしいのは、この指導者が暴走し始めた時、もはや、止める術がなくなるという。

多くの場合、権力交代は革命や争乱流血の混乱という代償を支払わなければ、実現できないのだ。

今、ウクライナで起こっている悲惨な災禍は、もはや、止めることは出来ないのだろうか。

   参考文献:朝日新聞2022,3,4経済気象台