咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

愛犬が前立腺肥大になってしまいました!

チワワの小梅、ただ今5歳6ヵ月(未去勢)。何時もなら、ダイニングの椅子に軽々と飛び乗っていたのに、抱いて上げてと言わんばかりに夫の顔を見上げている。さては、下り損なって足を痛めたかと様子を見るが、尾っぽを挙げていつもと変わりなく歩いている。ただ肛門が腫れているのか「お猿ジワ(シワがお猿の顔に見えるので)」がない。よく見るためお尻を触ると「ガルゥー」と唸り声をあげ嫌がる。

おかしいと思ったときは受診!掛かりつけの動物病院に行きました。

「前立腺が腫れていますね(前立腺肥大)。この機会に去勢しましょう。お腹の停留睾丸も取りましょう。」一週間後に手術の運びとなりました。

健康検査(1年に1度)を受けるたびに去勢を勧められていたのですが、健康だからと返答を伸ばしていたのです。

今回の診察時のビックリするほど悲鳴のような声に、「犬は痛みに比較的強い動物だ」テレビ番組でアニマルドクターが言っていたのを思い出し、「よっぽど痛いんだ」と胸が詰まる思いでした。

犬の前立腺肥大(ぜんりつせんひだい):オス特有の生殖器である前立腺が肥大した状態を言う。前立腺肥大の原因がはっきり解明されていないため、自然治癒することは稀であり、放置しておくと寿命よりはるかに短い年齢で死ぬ可能性もあり、合併症(前立腺炎・前立腺膿瘍・前立腺嚢胞など)によって急死する事さえ考えられる病気です。

去勢手術:先ず第一に、前立腺肥大は去勢することで未然に防げる病気です。

犬の去勢手術の適正時期は、犬種によって多少異なるものの、初めての発情期を迎える前がベストであると考えられています。

犬の前立腺肥大の有病率は、未去勢の場合9歳を過ぎると95%にまで上がる病気です。この数字の高さから前立腺肥大は、未去勢のまま高齢になると必ず発症すると言っても過言ではなく、高齢になれば全身麻酔のリスクが高くなることも考え併せると、なるべく早い段階で去勢手術を決断することが勧められています。

手術を受けることを知ってか知らずか小梅はお昼寝しています。私も主人も浮足気分で ここ暫くは過ごしそうです。