咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

人道支援を求む人々は世界各地にいる!

6/7朝日新聞の第一面には、ロシアのプーチン大統領のウクライナに武器供給を進める欧米諸国の対して警告および、攻撃の対象を示唆する記事が大きな見出しで載っていた。また、ウクライナ大統領ゼレンスキー氏の徹底抗戦をアピールした文言も併せて掲載されている。

この紛争の状況に、終止符を打つため破滅的な兵器(核)が使われるのではと恐ろしい思いに駆られてしまう。

国連の核保有国に対しての対応の弱さがあらわれた、ロシアとウクライナの紛争。NATOが軍事介入すれば、核戦争に発展する可能性が高くなる恐れが着実に増すだろう。

こんにちの日本では、ウクライナに対しての「人道的」な支援や発信の関心度が突出している。連日、マスメディアが、ウクライナをトップニュースで取り上げ報道しているのが大きいと考える。

現在、紛争によって悲惨な状況を強いられ、人道支援を求めている人々が、世界各地に多く存在する。

2022年2月に勃発したウクライナ戦争で、人道危機が連日報道されている。しかし、世界ではウクライナ以外にもさまざまな人道危機が発生している。こうした報道されずに知られていない危機は「サイレントクライシス」と呼ばれる。エチオピア、ケニア、ソマリアでは深刻な干ばつに見舞われ、1300万人が飢餓に直面。中東のイエメンでは紛争が激化し、食料危機に陥っている。コンゴ民主共和国では1996年から20年にわたって紛争が続く。UNHCRによると、周辺国と武装勢力が複雑に関与し、第二次大戦後最多の500万人以上が死亡し、101万8000人以上が難民・庇護希望者となり、国境を越えて避難を強いられている(2022年3月現在)。(オルタナ副編集長=吉田広子)

私たちが、現在進行形で 世界ではどんな理由で紛争や戦争が起き、その事によってどのような影響が出ているのかを、「知る」手段はテレビ、SNS、新聞などのマスメディアからの情報だ。「知ることに関心を向け人道支援が、どのように実施されているかを、マスメディアに流されるのではなく、マスメディアを通して自分で知る事が大事と考える。マスメディアには、国や肌の色にかかわらず隔たりのない報道を望むばかりだ。