咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

大雨で床上浸水!黒合羽の消防団員を思い出す。

梅雨の戻り特有の蒸し暑さに耐えられず、朝から除湿のスイッチをON、電気代が怖くなります。

気象庁は、日本海を東に進む低気圧の影響で列島上空の大気が不安定になり、14日は西日本や東日本の各地で大雨となる恐れがあり、河川氾濫や土砂災害への厳重な警戒を呼びかけています。

もう60年も前になる私が6歳の頃です。(昭和36年)

早朝から強く降り続いた雨。夜の何時か覚えてないのですが、水が床上まで入って来たのです。

停電で真っ暗の中、父は、母、私、弟を押し入れの上段に上げ、此処に居るように言い、懐中電灯を渡して外へ出て行きました。

それまで体験した事の無い不安な状況で経つ時間はとても長く感じられました。

「おーい!」父の私達の名前を呼ぶ声のあとに、「もう大丈夫やからね」「しっかり捕まっててや」の声。黒い合羽を着たおじさんやお兄さんに、すくっと抱きかかえられ家を出ました。そして、大きなトラックの荷台に乗せられたのです。

私たち一家は、避難所に送ってもらったはずですが、それらの事は全く覚えていません。

父と一緒に救助に来てくれた、あの黒い合羽を着た男の人達は、消防団の人だったと後で知りました。

押し入れの上段から懐中電灯で照らす濁った水を見て、怖かった事と、黒い合羽を着た人たちに抱きかかえられた時、嬉しかったという思いだけが鮮明に残っているのです。

地上より上の空気中/天候の変化による災害のことを「気象災害」と呼ばれています。

気象災害(台風による洪水、大雪、雷など)

大気中の温度や湿度、大気圧などの大気変動により生じる災害が気象災害と呼ばれます。

雨・洪水

大量の雨が長時間に渡り降り続くことで河川の氾濫など引き起こします。

近年では都市部を中心とした短時間で発達し大雨を降らせるゲリラ豪雨や集中豪雨が発生しています。

大雪

長期間に渡り一定以上(大雪注意報)の雪が降り続くことにより交通網の寸断やインフラ設備の故障を伴い特に日本海側、北日本の山間部で大雪となることが多い。 風 主に台風や積乱雲の発生による強風を言う。

強風

家屋の損壊、倒壊や沿岸部での高波/高潮で浸水などの水害を引き起こす。

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気象情報が以前より詳細に得られるようになったといえ、災害はいつどこで発生するのか分かりません。

「まさかこんなに雨が降るなんて!」「まさか避難しないといけないなんて!」全くの想定外が起こるのが昨今の災害の特徴です。

今、自分の避難場所がどこになるのか、確認しておこうと防災ブックを探しています。