咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

犬にも血液型ってあるのかな?

散歩から帰ってきた我が家のチワワ。

何時ものように足裏を拭くと「ガルー」と怖い顔して前足を引っ込める。

ウエットシートに薄っすらと血が付いた。

足裏をみようと触ると牙を抜き出し歯を当てようとする。

「あっ!」と強く言うと、「ウゥーッ」と怖い顔をしながらも足裏を見せる。

何か尖った物でも踏んだのか押さえると血が出てくる。足を洗い以前、動物病院でもらった傷薬を塗ると、何するのって顔でチラッと私を見て、仏壇と壁の間、10㎝に満たない隙間に入って行き寝てるふり。(すねるといつもここに入ります)

ふっと、「犬にも、血液型あるのかな」と気になり夫に聞いてみた。

「そりゃ、輸血する手術もあるぐらいやからあるん違うかな」と返答。

早速、犬にも血液型はあるの?」とGoogleで検索。

【獣医師監修】犬の豆知識 ワンペディア 

犬の血液型は人間とは違うの?

犬の血液型はDEA方式 人間の血液型はABO式で、A・B・AB・O型の4種類があります。それに対して、犬の血液型はDEA式という方式で分類されます。

DEAとは、Dog Erythrocyte Antigens(犬赤血球抗原)の頭文字をとったもので、「DEA1.1」「DEA1.2」「DEA3」「DEA4」など全部で8種類に分かれています。

その8種類それぞれに抗原を持っているかどうか「+」「-」があります。

犬の血液型は全13種類以上 人間は一人ひとつの血液型を持っていますが、犬の場合は1頭が複数の抗原を持つので、「DEA1.1(−)」「DEA1.2(+)」「DEA3(−)」というように複雑な血液型分類となり、13種類以上あると言われています。

じつは犬の血液型についてはまだ研究段階にあり、正確には解明されていません。

犬の血液型を知っておくメリットとは?

緊急時にすぐに安全かつ迅速に輸血できる 人間が万が一の事故や病気に備えて自分の血液型を調べておくように、愛犬の血液型を知っていれば、緊急事態に直面した際によりスピーディかつ的確な治療を受けることができるでしょう。

犬が輸血を必要とするケースとは、交通事故などの突発的な事故のほかに、免疫介在性貧血や血管の破綻のような増血機能不全などの病気も考えられます。

異なる血液型を輸血するのは危険

犬に輸血する場合、初回は血液型が一致していなくてもあまり問題はありません。

しかしながら過去に、輸血した経験やほかの犬に噛まれた経験があると、体内にできた抗体が拒否反応を示すことがあります。

そのため、輸血前に血液適合検査をきちんと行う必要があります。

ちなみに、犬の血液適合検査で重要なのは、「DEA1.1」の判定です。

「DEA1.1」は輸血をした際に強い拒否反応を起こす性質を持つ抗原なので、合わない血液を輸血することで深刻な副作用を引き起こす危険性があります。

犬の血液型と性格は関係あるの?犬の血液型と性格は関係あるの?

犬の性格は社会化期の過ごし方次第 人間には「血液型占い」のようなものもあり、血液型と人の正確を関連づけて話すことがありますよね。

残念ながら、犬の場合は血液型と性格は関係ありません(人間の場合も血液型と性格の関連性に科学的な根拠はないようですが)。

犬の性格形成は、どのような環境で育つかの影響が大きいと考えられます。

愛犬の血液型を調べるなら動物病院へ 犬の血液型検査は動物病院で行っています

この機会に愛犬の血液型を知っておきたい飼い主さんは、かかりつけの病院で調べてもらいましょう。

犬には人間のような血液バンクがなく、病院ごとに輸血ドナーを登録している場合もあります。

興味のある飼い主さんはかかりつけの病院で聞いてみてください。 

竹原獣医科医院 院長 竹原秀行

5/21に前立腺炎で前立腺摘出手術の際おこなった血液検査に、血液型も記載されているかと見ましたが、無し。

ちょっとがっかりしましたが、輸血が必要な大病せずに過ごせている事に感謝することにしました。