今日も炎天下のもと、熱戦が繰り広がれている甲子園球場。
試合開始から勝負がつくまでの球児たちの緊張感がテレビ画面からも伝わってくる。
今大会は新型コロナの感染対策を講じて、3年ぶりに一般の観客を入れた開催となった。
一生懸命応援する応援団・生徒や一般客の姿にも、心を動かされるものがある。
太平洋戦争末期昭和20年8月6日に広島市、三日後の8月9日に長崎市に原子爆弾が投下された。
爆発の後、巨大なキノコ雲があがり、やがて雨となった。 それは放射能をたっぷりと含み、ススやチリを含んだ黒い死の雨だった。
この二つの原爆によって一瞬のうちに、 多くの人々の命が失われてしまった。
余りにも大きな惨禍であったが、原爆投下の報が全世界に伝わると、中国や韓国、フィリピンなどでは喝采と拍手が起こったという。 日本軍に散々痛めつけられてきたという欝憤を晴らしたと考える人が多かったのも事実とする紙面も目にする。
これが戦争なのだ。
長崎では今年も原爆がさく裂した午前11時2分に黙とうがささげられます。
犠牲者への祈りをささげ「長崎を最後の被爆地に」という願いこめて。
現在、ロシアのウクライナ侵攻で核使用への危機感が強まり、中国が台湾周辺での軍事圧力を高めている。日本は今の平和を保てるのだろうか疑問さえ抱く。
「核兵器による抑止力なくして平和は維持できない」という考えのもと、核を一兵器と考え使用することも厭わない(いとわない)権力者が存在する限り、世界の国々の核兵器禁止条約への参加は実現しないだろう。
今、こうして高校野球を観戦できる幸せに感謝と「地球平和」のため、「核兵器禁止条約」の日本参加の実現をみるために、何か意思表示できる方法はないか考えている。