球場で贔屓(ひいき)しているチームの戦いぶりに一喜一憂し野球観戦している人達。
その生放送を、エアコンの利いた涼しい部屋でテレビを観ている自分。
つくづくこの日本は平和な国だと思ってしまう。
平和(へいわ、英: peace)は、戦争や暴力で社会が乱れていない状態のこと。
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ロシアからの侵略戦争での暴力と政情に苦しむウクライナの子供達。
異常気候や長引く紛争、経済の低迷、景気の悪化といった要因が絡み合い、飢餓人口が増え続ける国の子供達。
何十年も続いている紛争で、戦闘と他者の殺害を兵士として幼いころから教育する国の子供達。
世界では、平和な状態で毎日を送る事が出来ない子供達が多く存在する。
戦争(紛争)による暴力や恐怖下にない今の平和な日本。
しかし、どうだろう!
親や家族に虐待されている子供達、いじめで苦しんでいる子供達、介護を強いられヤングケアラーと言われている子供達。
「助けて!」と声にも出せず、死んで逝く子供さえいる。
「子供が安心して眠れる場所を探し、身を挺して害するものから守り、獲得した食べ物をまず、子供に与える動物たち」
そんな動物の映像を見るたびに、人間て何なんだろう?と、思ってしまう。
「平和」というベールで包まれている今の日本に在りながら、生きずらさで苦しい思いをしている子供たち。
その子供たちの一人でも多く助けられる社会でなければ、日本の未来は無いように思える。