咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

中秋の月に見とれていたら蚊に刺される!

旧暦の8月15日に当たる10日午後6時過ぎ頃から、日本各地で「中秋の名月」を多くの人が眺めたことでしょう。

我が家からも午後7時頃東の夜空に、灰色がかった薄青色の雲の帯を引く、金色に丸く輝く満月を眺めることができました。

今年の中秋の名月は、昨年に続いて2年連続の満月になったとの事。

来年も中秋の名月は満月で、その次は2030年になるそうです。

ところで、中秋の名月は満月とは限らない事をご存じでしたか。 

中秋の名月とは、旧暦の8月15日(中秋)にのぼる月が一年を通して最も美しいとされていたことから呼ばれるようになったそうです。

満月は、月の満ち欠けによって見える月や地球、太陽の位置関係によって見える日が異なってくると言われています。

新月から満月までにかかる日数は、およそ14日間~16日間と大きく変化するため、中秋の名月は必ずしも満月とは限らないそうです

今年の中秋の名月は満月!

2022年の中秋の名月は、9月10日です。

「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)の8月15日の夜に見える月のことを指します。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

日本では中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。

今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります(例えば、2024年は、中秋の名月が9月17日、満月が9月18日と日付がずれます)。

これは以下の理由のためです。 中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるが、満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係で決まる。 月の公転軌道が楕円形であり、新月(朔)から満月(望)までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化する。  国立天文台ニュース

深夜1時半、縁側の廊下から「ちょっと来てみて、明るいわ。」の声に起きて見ると、廊下に射し込んでいる青白いその明るさに驚き、おもわずサッシ戸を開け、南の夜空に目を向けました。

そこには、煌々(こうこう)と金光を放つの満月が雲一つない夜空に、上がっていました。

どこかしらで数種類の虫の声も聞こえてきます。

5分程、「秋」の風情にひたっていたでしょうか。

「あっ、蚊や」の夫の声に、慌ててサッシ戸を閉め、居間に戻り電気をつけてみると、私は足に3か所ボン、ボンと、夫はおでこに一ヶ所10円玉ぐらいにボンと「蚊」に、刺されていたのです。その痒い事!痒い事!

蚊の一刺しの痒さに、なかなか寝付けない「月」が美しい、中秋の夜でした。