咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

子供山車に秋祭りを垣間見る!

  

八月、コロナウイルス感染対応のため、十月、神社境内で催される秋祭りの中止。神事は、神殿内で氏子役員、檀家役員のみで執り行われるとのお知らせが届き、ちょっと寂しい気持ちでいました。

ところが、九月中頃、10/8、10/9に子供山車が各町内をまわると回覧板が回ってきたのです。

嬉しくて、早速、心ばかりの祝儀袋を用意し、「どうかその日は雨になりませんように」願っていました。

 

10/8日11時、神社の方から祭り囃子の鉦(かね)の音がかすかに聞こえてきました。

だんだんとお囃子の鉦(かね)の音が大きくなり、山車が近づいて来ているのが分かります。

静かを好む方には申し訳ないですが、私は祭囃子の軽快なリズムが聞こえてくるとワクワクしてくるのです。

畳、一畳もない子供山車(曳山)ですが、獅子や龍、花鳥の彫り物があしらわれており、なかなか立派な曳山。

町内のあちこちから、ご祝儀袋が出され、その家の前に留まるので我が家までは時間が掛りますが、外で待っているのも楽しいものです。

 

とうとう、玄関前に来てくれました。

山車の子供達の奏でるお囃子と合わさって、曳手、見守りの人達が一斉に打ち出す手打ちに、玄関前が晴れやかになったかのように心地よく思えます。

来年こそは、神社境内で秋祭りが賑やかに催され、こうして子供山車を玄関で迎えられますように願うばかりです。