咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

ゴミを回収していくパッカー車に平穏の有難さを思う!

今日も定時にパッカー車(ゴミ収集車)が家庭ゴミを収集して行ってくれた。

この辺りは神社や大きな木がある公園があるからか、カラスが多い。

家庭ごみが出される日を知っているのか、どこからともなく飛んできて電信柱に止まっている。

ゴミを漁(あさ)るカラス除けのネットを被せていても、いつの間にかネットを剥がされ生ごみを散らかされて清掃することが何度もある。

ある日、お隣のゴミ袋を啄(ついば)んでいる2羽のカラスに出くわし、「ダメー」と言いながら箒で追い払った。

思っていたより羽を広げるカラス達が大きくて、飛び去ったあとに恐ろしくなった。

しかし、その後に起きた事はもっと怖かった。

ゴミが収集され、ネットを片付けていたら、屋根から何かが目の前に落ちてきた。

慌てて跳ねのき、落ちてきた物を見ると、何んと半分ぐらい食べられ固くなったコッペパンだった。

「何でこんな物が」とゴミばさみで掴んだその時だ。

上方から一羽のカラスが私の頭の上をかすめるように飛んできてお向かいの屋根に止まりこっちを見ているのだ。そして、再度、私に向かって来たのだ。

慌てて「怖っわー」と言いながら勝手口から家に飛び込んだ。

その時の頭をかすめた羽音を、思い出すと今も怖さが蘇ってくる。

気持ちが落ち着いてくると、カラスは本当に頭が良く人間をよく観察していると、カラスから仕返しされた怖さより、感心している自分が可笑しかった。

ゴミを回収して行くパッカー車(ゴミ収集車)が来なければ、一週間も経たないうちにゴミ袋が道路に溢れ、カラスに悩まされる事になるだろう。

この生活インフラの一つであるゴミの処理が滞ったらと思うとぞっとする。

ウクライナでは、ロシアによる10、11両日、ウクライナ全土を狙った大規模なミサイル攻撃を受けた。12日には前線に近い東部ドネツク州アブデーフカの市場に砲撃が加えられ、インフラが大々的に破壊されている惨状がテレビに映し出されていた。

 

約4か月前、ウクライナ、マリウポリで破戒された建物のがれきに混じって生ごみばかりでなく、葬られず野良ざしのまま悲惨な有様で山積みになり、感染に脅かされていたウクライナでの惨状は、まだ記憶に新しい。

 

インフラは私たちの生活に直結する重要な設備を指し、日常生活に欠かせない「ライフラインとも呼ばれている。

そのインフラが紛争や戦争で破壊されると、たちまちそこで住む人々は、安定した生活を送れなくなり生命を維持する事さえ困難になる。

 

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定時にゴミを出して置くと当たり前のように回収してくれる、その仕事に携わている人達とパッカー車(ゴミ収集車)。

この普段通りの生活を送れることに有り難いと感じる今日だった。