学区は違うが、〇〇小学校で運動会が行われていた。子供たちの「ヤアッ!」の揃った声の後に、軽快な曲が流れる。南中ソーランだ。自転車の前かごに愛犬を、後ろの荷台には20Lの土とプランターと積んでいたので、留まらず残念な思いでそこを、あとにした。聞こえてくる「ソーラン、ソーラン」「ドッコイショ、ドッコイショ」の掛け声に、南中ソーランを一生懸命に踊る子供たちで頭の中は一杯になっていた。
南中ソーラン(なんちゅうソーラン)は、民謡歌手の伊藤多喜雄が北海道の民謡であるソーラン節をアップテンポにアレンジした曲を用いた踊りの通称名。北海道の稚内市立稚内南中学校の教員と生徒が考案した事が名前の由来である。アレンジされ派生したパターンも含め、国内の学校の運動会や体育祭等で広く踊られる事で知られる。報道、TVドラマ、映画などにより「学校を再生したソーラン節」として学校や教育関係者以外にも知られる事になり、小学校の運動会や中学校・高等学校の体育祭や文化祭で採り入れられ始め、全国に広がる。現在では大学や学校以外のサークルでも踊られ、様々にアレンジされている。学校によっては「⚫⚫ソーラン」と自校名をネーミングにした踊りが行なわれている[1]。現在南中で使用される曲は、伊藤が「TAKiOのソーラン節」をアレンジした「TAKiO'S SOHRAN2」[2]である。
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この南中ソーランの曲を聞くと、自然に「ソーラン、ソーラン」「ドッコイショ、ドッコイショ」「ハイ、ハイ」の言葉が口をついてくる。
そして「娘が一番上手!」と思いながら観ていた中学2年の運動会で演舞していた次女を思い出し、つくづく『生きてくれている』事に感謝する。(その訳はまたの機会に綴ろうと思う)
私は、若い頃から、「ヨイショッ」「ハッ」となど云う癖があった。2年前に起した脳梗塞で左半身に痺れと重圧感が残ってからは、「ドッコイショッ」の言葉が加わている。声を出す事で脳のブレーキが取れて、動きがスムーズになる効果があるとPT(理学療法士)から言われた事も有り、何につけて声を出し動いている。夫に、「品がないんじゃないの」と言われても、「ハイ、ハイ」とリズムを付けて返している。
昔から民謡は好きで、中でも「ソーラン節」は良い!「南中ソーラン」はアレンジされたものだが、曲から、特に演舞(踊っている人)の躍動感から、元気が貰えると感じるのは私だけだろうか。さあ、You Tubeで動画を見るぞ!