収束を見ない新型コロナウイルス、終息が見えないロシアウクライナ侵攻、止まらない物価高、毎日のように起こる殺人、強盗事件、気が滅入る。
楽しい気持ちになれる動画はないかと、無料動画を検索していたら、「引越し大名」(土橋章宏・原作・脚本)を見つけた。
以前、[超高速!参勤交代](土橋章宏・原作・脚本)の映画がおもしろかったので、早速視聴した。
作品情報
『引っ越し大名!』(ひっこしだいみょう!)
土橋 章宏(どばし あきひろ)原作・脚本
松竹の製作・配給で映画化され、2019年8月30日公開の日本映画。
生涯に7回もの国替えをさせられ、“引っ越し大名”とあだ名された実在の大名・松平直矩をモチーフにした土橋章宏原作の小説『引っ越し大名三千里』の映画化。
土橋章宏が脚本も担当した。監督は犬童一心、主演は星野源。
STORY姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、書庫にこもりっきりで人と話すのが苦手な引きこもり侍。
あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府に姫路から大分への国替え(引っ越し)を言い渡される。当時の”引っ越し”は全ての藩士とその家族全員で移動するという、費用と労力がとてもかかる超難関プロジェクト。
これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。
お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。
突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)や前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。
こうして引っ越しの準備が始まった! 人数10,000人!距離600km!予算なし!? 果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのだろうか?!
およそ2時間、クスっと笑えるシーンだけでなく、爽快さと感動も一緒に味わえたひとときだった。
この映画が土橋章宏原作の小説「引っ越し大名三千里」を映画化されたとものと知り 、手に取ってみたくなり本書も購入した。
歴史小説でありながら、現代風の文章で書かれ、時代もの特有の読みづらさがなく、喜劇的で軽快なテンポで進む物語りは明るい気持ちで、あっという間に読めた。
気分が下がり気味の時にまた、読んでみようと思う。