咲バーバのつぶやき

日常で心に残った言葉や話し、自分の思いを書いてみました

「サル痘」の患者が欧米・中東で確認される!

「サル痘」という感染症をWHOが確認したとニュースで知る。これって何?早速、検索!

2022年5月22日 11時05分(NHK)

WHO=世界保健機関は21日、「サル痘」の患者がこれまでにイギリスやアメリカなど12か国で92人が確認されたと明らかにしました。

「サル痘」は主にアフリカでみられるウイルス性の感染症ですが、今月に入って欧米を中心に患者の報告が相次いでいます。

WHOは、過去に「サル痘」が流行したアフリカと関わりのない患者が多数確認されるのは「極めて異常だ」と指摘、感染例が確認される国は今後も増える可能性があるとして警戒感を示しています。

“サル痘”中東でも初確認 WHO「極めて異常だ」TBSテレビ

「今後さらに多くの患者が報告される可能性がある」とし、各国の保健当局に対し、患者を早期に発見したり、患者に接触した人を迅速に追跡したりする態勢を強化するよう呼びかけています。

「サル痘」ってどんな感染症?

国立感染症研究所によりますと、「サル痘」は1958年にポリオワクチン製造のために世界各国から霊長類が集められた施設にいたカニクイザルで最初に発見されたため「サル痘」という名前が付けられました。国立感染症研究所

「サル痘」症状・重症化

「サル痘」は天然痘ウイルスに似た「サル痘ウイルス」に感染することで起き、国立感染症研究所によりますと、顔や体に特徴的な発疹が出るほか、発熱やのどの痛み、リンパ節が腫れるなどの症状が出ます。 多くの場合、2週間から4週間程度で自然に軽快するものの、幼児や妊婦、それに健康状態によって免疫が抑制される人などで重症化する場合があるということです。(NHK)

感染の経路 治療や予防法は

「サル痘ウイルス」は、ネズミ(げっ歯類)やリスなど感染した動物にかまれたり血液や体液、発疹に触れたりすることで感染することがあるということです。 また、感染した人の発疹や体液に触れたり、飛まつを浴びたりすることで、ヒトからヒトに感染する可能性があるということです。 治療法はありませんが、1980年に根絶された天然痘に対するワクチンが「サル痘」にも高い予防効果があるとされています。2022年5月24日NHK。

〇天然痘ワクチン

上の世代で2回以上接種している人は数十年たっても免疫が残っているとされる。日本には、非常に有効で副反応がほとんど出ない安全なワクチンがある。バイオテロ対応の国家備蓄用ワクチンとして作られているので、いまは一般の人は入手できないが、かなりの製造能力はある。 治療法については対症療法しかないが、アメリカでは治療薬がすでに承認されていて感染が拡大すれば広く使われると考えられる。

〇今後の感染の広がり

海外で報告されている患者の年齢まで詳細にはわかっていないが、感染の中心は天然痘のワクチンを受けていない世代であることはまちがいないと思う。 サル痘は患者の体液とか血液に触れると感染する病気で、新型コロナウイルスのように急激に患者が増えているわけではなく、世界中に感染が拡大することは心配しなくてよいと思う。(NHK)https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220520a.html

変異を繰り返し、世界を翻弄し続ける新型コロナウイルス。今、日本ではどんな状況ならばマスクを外しても善いかとの、議論も始まっているが、感染者数の減少の流れからみると不安を拭えるものではない。

そんな中で「サル痘」感染症の発症が確認されたことは、何かを示唆しているようにさえ感じるのは私だけだろうか。